ダモレ(d’amore)のたわごと のだめカンタービレ 映画話 ケルト話 etcとか。ネタバレ解禁。最終更新はカレンダーの色が変わっている日付をポチ。またはカテゴリから。


by damedelarose
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マジメにアナライズ

実はここ数年映画好きになりました。

きっかけは、The Lord of the Rings の映画化でした。

相方が映画好きなので、一緒に暮らしてると一週間に1~2本の映画を観る習慣ができてましたが、レンタル映画は観たくないときは私は別のことをしながら音だけ聞いていたりします。

Lotr(邦題ロードオブザリング)の映画化は、原作ファンにとっては嬉しいから困惑の両極端の想いをさせられましたが(苦笑)、映画に出演した役者さんたちを知るきっかけにもなりました。

ヴィゴ・モーテンセン、次は砂漠で競馬の映画だって!<Hidalgo
オーランド・ブルーム、ジョニー・デップと共演だって!<The Pirates of Caribean

こんなそんなで、Lotrのファン仲間が絶対ツボだ!という映画を観ると、確かに「ツボ!」だったり(笑)

今夜はそんなわけで?Kingdom of Heaven を観ます。

この映画は、キャラクターのリアリティの加減というものを再認識させてくれました。
12世紀の十字軍時代の人間模様、その人物像をどう描いたらリアルなのか。
生い立ちや性格、何がその人物にとっての芯なのか。
本当に中世人の思想や考え方を検証したら、現代の我々には「はああ?」な世界になってしまいます。
現代的に見えないように、けれど現代人に理解できるように。
それを3時間弱できっちり見せるのは、大変なことです。
リドリー・スコット監督の力量、センスがモノをいう作品です。



のだカンに置き換えてみると・・・
千秋はとってもわかりやすいキャラクターですが、のだめは「変態」なだけにわかりにくい、リアリティにかけるキャラクター。
物語の最初は、のだめは千秋の鏡的な存在であり、他のキャラクターたちの反応によって、のだめの「変態さ」が浮き彫りにされていたのでした。
物語がすすむにつれて、のだめ自身が「音楽にむきあう」瞬間がやってきます。
実はのだめが本当に主人公になったのは、このあたりなんじゃないかな?と思います。
のだめが音楽とむきあったときに、物語はのだめを中心に動き始めました。
のだめカンタービレは、そういう意味でも特異なマンガといえるでしょう。
二ノ宮和子さんは、複雑な人間関係と音楽世界とを、のだめというキャラクターに主人公と狂言回し=パック(いたずら好きな妖精、「真夏の夜の夢」に出てくる道化的役割)の二役を与えなおかつ成長物語にして、コミカルさのなかにリアリティを生み出しました。
う~ん、やっぱり所長はすごいなぁ、としみじみ尊敬の念が湧きます。
そして、パリ編のこれから、のだめのこれからがもっと楽しみになってきます。


一周年だからちょっとマジメに考えてみたけどもー
つまりは、面白いから面白いのよね、それでいいのよね、というのが結論でした。





   













ついでに一年前に作った、のだめinspire俳句なんぞ。


ちあのだ俳句・・・・・・・・・

 黒鍵の音だけひろふ秋の風
  居待月石畳にだけ影の濃し
   秋桜や指先瞼に揺れすこし


  
 
    
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by damedelarose | 2005-10-06 23:13 | すおな~れ*キイテクレ